「客寄せパンダ」としての「図書館」

 

(自己レス)

 

だからこそ、

「パンダ」を一目見ようと客が押しかけ、

「客寄せパンダ」=‘経済効果 がほしい首長や議員は絶賛し、

「知的基盤」=知的生産の補佐 を図書館に求める人は眉をひそめる。

 

マスコミはといえば

「知的生産」の補佐として図書館を使わない記者は

「客寄せ効果」を無邪気に報じる。

 

優れた図書館をまともに使った経験があれば

「娯楽施設」としては新しくても

「図書館」としてはたいして新しくも優れてもないことが見えただろうに。

 

「客寄せパンダ」としての図書館を住民が求めるなら、

それでもいい。

「客寄せパンダ」のおかげで地元が活性化すると

期待する人もいるだろう。

 

だけど、

「図書館」の価値を経済効果に求めるのは邪道だと、

「邪道」を広めようとするのは迷惑だと、

図書館に知的役割を期待する人は感じるわけで。