福田美術館を見てきました
展覧会の吊り広告
福田美術館に行こうと[電車]に乗ったらタイムリーに吊り広告。
しかし目はどうしてもその反対側の近代美術館の吊り広告に吸い寄せられてしまう。
行先変更したくなってくるのは画面構成力の差か?それとも...
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乗り換え案内で調べてみたら、嵐山から岡崎へ、割と楽にハシゴできそうです。
嵐電嵐山駅=>嵐電天神川駅(乗り換え)太秦天神川駅=>東山駅
で一時間かからなそう。
福田美術館の「福美コレクション展」
嵐山に先月オープンした福田美術館の「福美コレクション展」。電車の吊り広告がイマイチ過ぎたので到着したときにはテンションダダ下がり(なんかひどい構図だと思ったら、横長の絵を半分でぶった切ってつかってたのね・・・)だったのですが、作品はどれも秀逸で、ほっとしました。あの釣り広告作ったの誰???
一番印象残ったのは若冲の群鶏図。芦雪の海老も迫力満点(おいしそう?)。家に飾るのなら春眠の猫さん。睡猿も好き
松園さんのは前期の「長夜」が見たかったなあ・・・まあ、午後、近代美術館で「娘深雪」に再会できたのでよしとしよう。
福田美術館の建築
小規模美術館の建築として、ゆったりとしたギャラリー1と2、渡月橋を見渡せる地の利を生かした庭、その庭を見渡せるカフェ、年寄りにも上りやすい階段など、とても素敵でした。
手がけた建築家さんは安田幸一さんという方。
ja.wikipedia.org
www.yasudaatelier.com
https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2019/08/fukudamuseum_pressrelease_20190529.pdf
階段の上で座り込んでた?若い人たちは建築のほうを見に来られたのかな、という印象を受けました。
調べると、京都女子大学の図書館も手掛けておられました。あの図書館、一度しか行ったことないけど、なんとなく明るくて居心地よさそうな印象を受けた記憶があります。
www.yasudaatelier.com
頼まれもしないのにPR(百聞は一見に如かず)
福田美術館、それほど広くないので草臥れ果てることもなく見終わって出てきたら、入口の前で一人の男の人が 入ろうか入るまいか と迷ってるみたいに立ってらっしゃるのに会いました。
「この美術館どうですか?」
と聞かれたので
「私みたいに日本画に詳しくない人でも聞いたことがある画家さんの作品がたくさんでした!すごい絵がいっぱいありました!まだあんまり有名じゃないせいか、館内はそれほど混んでなくて、ぜいたくにゆっくり見て回れました!それに著作権切れてないの以外は写真も撮り放題だそうですよ!!」
と頼まれもしないのにPR。
そのひとは
「そうなんですか!」
と言いながらふらふらと入口に吸い込まれていきました。。。
そのあと、その人が実際に入場したかどうかは知りません。